LTSへのLinuxホストの取り込みのクイックスタート
LTSへのLinuxホストの取り込みのクイックスタート
ロググループとログストリームを作成する
ロググループとログストリームは、LTSでのログ管理の基本単位です。LTSを使用する前に、ロググループとログストリームを作成します。
ICAgentをインストールする
ICAgentは、LTSのログ収集ツールであり、ログを収集するホストで実行されます。LTSを使用してホストのログを収集する場合は、ICAgentをインストールします。他のクラウドサービス用のホストにICAgentをインストール済みの場合は、インストールをスキップします。
ログをログストリームに取り込む
LTSにホストのログを取り込む方法は、次のとおりです。ICAgentのインストール時に、ログストリームに収集するホストのログのパスを設定します。ICAgentでログを圧縮して、LTSにログストリームとして送信します。
リアルタイムでログを確認する
ログの取り込みを設定した後、LTSコンソールで報告されたログをリアルタイムで確認できます。
LTSのベストプラクティス
LTSのベストプラクティス

Huawei Cloud ELBのアクセスログを分析して、O&Mのインサイトを取得する
ELBのアクセスログを使用して、監査を実施したり、時間とキーワードを基にログを検索したりすることができます。また、SQL集約クエリを実行して、外部アクセスの統計情報を取得することも可能です。たとえば、特定の日に404応答が返されたリクエストの数を確認したり、特定の週におけるユニークビジター(UV)やページビュー(PV)の統計情報を分析したりすることができます。

Grafanaに接続する
Grafanaは、クロスプラットフォームかつオープンソースの測定分析・可視化ツールです。収集したデータに対してクエリを実行したり、データを可視化して表示したり、ユーザーに通知をタイムリーに送信したりすることが可能です。

スクリプトを使用してLTS APIを呼び出し、カスタムの処理を実行する
ログの取り込み、アラームの作成、ログ転送の設定といったLTSコンソールでの設定に関連した処理の一部は、繰り返し実行する必要があります。しかし、LTSコンソールはバッチ処理をサポートしていません。こうした場合に、PythonスクリプトとLTS APIを使用して、カスタムのバッチ処理を実行することができます。

他のHuawei Cloudリージョンにおける、サードパーティクラウドベンダー、自作のIDC、およびKubernetesのログをLTSに収集する
マルチクラウドまたはクロスリージョンシナリオにおいてKubernetesのログを収集する方法を学習します。

自作のElasticsearchのログをLTSにインポートする
Huawei Cloud上のElasticsearchのデータをLTSに取り込んで、ログの保管と解析を行う方法を学習します。